女性側の視点からこの問題を考えてみると
① 母親の視点
「愛しているつもり」で、役割を押し付けてしまう
この母親は、決して冷酷ではありません
むしろ多くの場合、
* 不安が強い
* 自分も満たされていない
* 支えが欲しい
そんな女性です
「あなたは男らしい」
「あなたは頼りになる」
これは褒め言葉のようで、
実は **「私を支えてね」という無言の依存** です
母親は無意識に
* 夫の代わり
* 心の支柱
* 安心材料
として息子を使ってしまっています
—
② 母親が見ていなかったもの
母親が見ていたのは
「理想の息子」であって
**「現実の子ども」ではありませんでした**
息子の
* 怖がる姿
* 甘えたい気持ち
* 泣きたい夜
それらは、母親にとって
「見たくない現実」でした
なぜならそれを見ると、
* 自分の力不足
* 愛しきれなさ
* 夫婦関係の歪み
に向き合わざるを得なくなるからです
③ 妻の視点
―「頼れる夫」と結婚したはずなのに―
妻は最初、
* 強くて
* 頼れて
* 決断力のある
男性として彼を選びます
それは **母親が作った仮面** でした
結婚後、
* 急に弱くなる
* 判断を丸投げする
* 感情的になる
この変化に、妻は戸惑います
「私が悪いの?」
と 自分を責め始めます
④ 妻が無意識に引き受けてしまう役割
妻は知らず知らずのうちに、
* 生活の舵取り
* 一家を支える調整役
* 精神的な保護者
を担うようになります
妻は疲弊し、
* 女性である前に「管理者」になる
* 安心できる場を失う
* 夫との対等な関係が消える
⑤ 妻の怒り
妻が
* きつくなる
* 冷たくなる
* 見下すようになる
時、それは性格ではありません
「これ以上、抱えきれない」
という悲鳴です
怒りの奥には、
* 寂しさ
* 孤独
* 誰にも甘えられない苦しさ
があります
⑥ 母と妻に共通するもの
母も妻も、
* 自分が我慢すればうまくいく
* 私がしっかりすればいい
* 弱さは出してはいけない
と 女性自身もまた役割を生きてきました
つまり、ここまでで考えられることは、
✳︎男性だけが歪んだのではない
✳︎女性もまた、自分を後回しにしてきた
ということなのです。
⑦ 女性側が立ち直るために必要なこと
女性に必要なのは、
1️⃣ 「私が支えなくても、この人は生きられる」と信じること
→ これは突き放しではなく、**信頼**です
2️⃣ 夫(息子)の人生と、自分の人生を分けること
→ 境界線を引く勇気
3️⃣ 「女としての私」を取り戻すこと
→母でも妻でもない時間を持つ
⑧ これらの女性に伝えたいことは
あなたが強すぎたのではない
強くならざるを得なかっただけ





